toru-murasawaの日記

IoT,Startup,Technology etc

私はなぜIoTをやるのか

「なぜIoTは儲からないのか」という記事を書いた手前、「なぜ儲からないIoTをやるのか」にも触れておかねばならないだろうと思い記事を書く。

 

正解を見つける面白さ

私は長らくオンプレを中心としたインフラエンジニアをやってきた。証券金融向けのBtoBからソーシャルゲームのBtoCまで一通りやったと思う。

人間、同じ事を10年以上やっているとはっきり言って「飽きてくる」

特にインフラの仕事というのは「ベストプラクティクス」と言われる「勝ちパターン」が出来ており、これに沿って構築すればほぼ外れの無いシステムが出来上がる。

ルータ、SWやLBにしろ本質的な役割が変わらない以上、自分というエンジニアとしての価値を高めるための差別化が年々難しくなっていく事を30歳くらいから感じていた。

そんな中、「ベストプラクティクス」がそもそも存在しないIoTは探究心旺盛なエンジニアにとって格好のビジネスではと考えている。

 

スマホの次が見つからない

スマホで完結するビジネスは完全にレッドオーシャンと化し、スタートアップであえてやる事業ではなくなった。

この辺の潮目は4年くらい前から感じていたが、スマホという2次元空間から飛び出しIoTという3次元空間が恋しくなったのもあるかもしれないw

 

流行り始めた頃はもう遅い

事業は、売り手よし、買い手よし、世間よしの3方良しが基本となる。しかし、そもそも事業というのは本質的にいかに儲けを追求できるかが全てにおいて勝るのではないだろうか。

昨今のIoTを見ているといつまで経っても実証実験やハッカソン程度で無限ループ状態になっているのではないかと危惧している。

しかしながら、クラウドの普及とデバイスの低廉化でIoT実現が容易になった事実は疑いようもなく間違いなく成長局面に入っていると言えるだろう。

インターネットもスマホも気づいたら生活に溶け込んでいたようにIoTもそうなるだろう。

 

異業種の人が面白い

IoTをやっているといわゆるITな世界以外の方たちと仕事をする機会が頻繁にある。

時には水着のポスターが貼ってある男くさいトラックの整備工場であったり時には工作機械を作る下町ロケットのような工場であったり色々なプロフェッショナルの仕事場を垣間見る事ができる。

彼らの課題というのは様々であるが、毎回新しい知識や現場ならではのノウハウも教えていただく事もあり刺激に事欠かない。

グラフが綺麗になりました!スピードが10秒から2秒になりました!といったITの話も良いのだが、積極的に現場に足を運んで自分の目で現場を感じてもらいたい。

 

まとめ

私はIoTで世界を変えたいなどという暑ぐるしい感情は無いし、儲からない事をやるつもりもない。

結論として、なぜIoTをやるかは面白いから、儲かりそうだからに尽きる。

新しい事をやろうとしている人たちと空間を共有できるだけでこの仕事をやる意味があると思っている。